すべてがうまくいく「幸せ」のエッセンス‥新しい年になりました。

お正月は家で過ごし、のんびりしながらも出来る事をする、、というお正月休みでした。

年末年始に急遽申し込みされるご受講生やクライアントさんもいらして、コロナ禍のなかでも前向きに「今だからこそ、学びたい。受けたい。」と思う方もいらっしゃるようです。

さて、アロマセラピーでお正月の香り(精油)について訊かれることがあります。

伝統的には門松や橙などはお正月には欠かせない植物ですからこれらの芳香はお正月を彩る香りと言えるでしょう。

私自身の決まり事としては、年末年始に必ず使っている精油があります。

それは針葉樹の香りです。

パインスコッチブラックスプルース、ファーニードルに代表されるマツ科の針葉と小枝から抽出される精油は、一年間の心身魂の煤を払い、新しい年の方向を決めるのにふさわしいエネルギーを持っています。

今まで公式ショップで扱ってきたアーティザンのパインスコッチ精油とブラックスプルース精油に加えて、今年からファーニードル精油の3種類が揃いました。

ファー(モミ)精油の3種類はそれぞれ香りも異なりますが、針葉樹の性質である爽やかさと森林の落ち着きを与えてくれます。

「バルサムモミ(カナダ)」

「シベリアモミ(シベリア)」

「ヨーロッパモミ(ホワイトシルバー)」

いずれも素晴らしい香りで、それぞれに個性があり、好みによって使い分けられると良いと思います。

バルサムモミ(カナダ)はパインスコッチ精油やブラックスプルース精油のような正統的な針葉樹の香りです。

シベリアモミ(シベリア)は、シダー精油やヒノキ精油のように深みのあるやや重めの香りで保留性があります。

ヨーロッパモミ(ホワイトシルバー)は、トップノートにグレープフルーツのようなフルーティな甘さがあり、個人的には最も気に入っています。

針葉樹の香りはよく「バルサム(バルサミック)」と表現されることがあります。

バルサムノートとは本来は樹脂の香りを指しますが、バルサムのなかにもウッドやシトラス、フルーティ、グリーンの香りが含まれているので、バルサムと一口に言えないほど複雑で精妙な香りを楽しむことが出来ます。

北半球の寒冷地に植生するモミの木は、樹木の姿も非常に美しく、雄大で堂々としています。

まさにクリスマスツリーの形であり、欧米では実際にクリスマスツリーとして飾られてきました。

一年の終わりと始まりに使うことで、心身魂、エネルギーが清々しく浄化され、嫌なことはすべて洗い流され、新しい年に自分自身がやるべきことをしっかりと定着させてくれます。

昨年のコロナ禍で気持ちが沈みがちな時、自分自身のハイヤーセルフにどれだけ質問したことでしょう。

(いったいどうしたらいいの?)‥と。

ハイヤーセルフの答えは決まっていつも同じ、

 

 「あなたのことをしなさい」

 

深く納得できる言葉です。

それ以外ないのかもしれません。

自分自身のことをやっていれば、いろんな巡りあわせがやってきます。

どなたにとっても、未来は常に希望に満ちています。

2021年もよろしくお願いいたします。