すべてがうまくいく「幸せ」のエッセンス‥今年は「特別な夏」としてマスクが欠かせないことになりました。
ここ浜松市も今年は特別な暑さ(41度越え!)を記録し、ついに日本一暑い街になってしまいました。
「今、浜松市がアツい!!」(←暑い、暑すぎる)
何かのイベントのキャッチコピーみたいなことになってしまいました。
餃子だけではなく「暑さ」方面でも有名になってしまいました。
さて、マスクに精油の香りづけは、コロナのせい(おかげ?)で、だいぶ周知が広がり、アロマセラピーの定番として認知されているようです。
そんななかで、気になっているのはマスクに直接精油の原液を滴下する方がいらっしゃることです。
私もずっと以前には、そのようにして使っていたこともありましたし、生徒さんにお伝えしていたこともありました(‥)
けれども、そのような方法は皮膚刺激や精油の直接吸引による刺激が強いため、今では行っていません。
精油の原液がマスクを通じて皮膚に触れると、人によってはピリピリ、チクチク、赤くなるなどの刺激が起こります。
精油成分の吸入も鼻や粘膜に直接に行われるので、原液では神経系や呼吸器系への刺激が強すぎると感じます。
特に抗菌、抗ウイルス作用のある精油は刺激が強いものが多いため、それが気になっています。
精油をエタノールと精製水で希釈したマスクスプレーを使うと良いのですが、基材や道具を揃えたり、手がかかるので、なかなかそこまでは‥という方も多いとお察しします。
そこで、簡単なアロママスクの方法をご紹介します。
アロマクラフトレシピ村の方に載せようと思ったのですが、クラフトと言えるほどのものではないかも‥(^^)と思い、アカデミーのブログでご紹介することにしました。
用意するのはジップ袋、ティッシュ2枚、お使いになりたい精油のみです。
ジップ袋にマスクを3~5枚ほど入れます。
ティッシュ1枚に精油を5滴落とし、軽く折り畳みます。
もう1枚のティッシュで精油の香りがついたティッシュを折り包んで、ジップ袋に入れ、口を閉じます。
1時間置いたらマスクを取り出して使います。
ジップ袋に入っているマスクは、2~3日は香りが十分に残っていますから、精油の香りマスクとして使うことができます。
(※一度使ったマスクは、ジップ袋に戻さないでください)
風邪予防として、ユーカリラディアータ精油、ユーカリグロブルス精油、ティートリー精油などは定番ですが、コパイバ精油、マートル精油なども私は気に入って使っています。
リラクゼーションやストレス対策でしたら、夏には甘さの少ないラベンダーブルガリア精油も良いですし、ベルガモットミント精油も爽やかで夏にはぴったりです。
すっとする香りは気持ちを楽にして、みぞおちに溜め込んだネガティブな感情を流し去ってくれます。
ミント系で刺激が少ないのはスペアミント精油です。
暑い季節に冷涼感のあるペパーミント精油を使いたいお気持ちはよく分かりますが、刺激はやはり強めです。
レモン精油やグレープフルーツ精油などの柑橘系も皮膚刺激を起こしやすいので注意が必要です。
トップノートと呼ばれる精油グループは香りの持続時間が短い(香りが飛びやすい)ため、トップミドル~ミドルくらいのノートがおすすめです。
それにしても、これまで夏にマスクをすることがなかったので、夏用のマスクの香りは長いアロマセラピー歴のなかでも想定外でした。
コロナのせいで(おかげで?)考える機会をもらえたのかもしれません。
マスクの香りづけは抗菌だけに着目することなく、本来のアロマセラピー(芳香療法)としての目的でお使いいただけることを願っています。
※精油やアロマセラピーは薬剤や医療行為ではありませんから、補助としてお使いください。
※精油の香りマスクを使って万が一気分が悪くなるようでしたら、すぐに外してください。
※ブログ内の情報およびリンク先(公式ショップ)の情報は治療や治癒の保証をするものではありません。