すべてがうまくいく「幸せ」のエッセンス‥明日から、ホームハーバリストの通学コースが新しく始まります。
ハーブコースもアロマセラピーと同じく「ホリスティック」(全人的、全体的)の考えがもとになっています。
様々な自然療法を通じて心・体・魂の統合が出来るようになるのが私の変わらない願いです。
そのなかでもハーブは身体に対する作用が大きく、地に足のついたコースと言えます。
ハーブの知識は書籍やネットでも集めることが出来ますが、コースとして体系立てて学ぶと生涯通じて役に立ちます。
各種ハーブについては「精油とハーブのプロフィール事典」にて、それぞれのハーブの性質や作用を確認できますので、ご覧ください。
よく、いろんな方から「これだけの情報を無料で公開するなんて、もったいなくないですか?」と言われます。
そうですね^^。
そうかもしれません。
実は、こうした知識を公開しているのには私なりの理由があります。
話は突然、古代バビロニアの時代に遡ります。
私の好きな本に、「医学の歴史」というものがあり、愛読書として何度も読み返してきました。
★表紙の古めかしいイラストも好き。
古今東西の医学のもとになった哲学や人々の交流が書かれていて「ホリスティック」を考えるうえで、とても参考になります。
その本のなかに、私がとても好きなエピソードがあるのですが、それは‥
“ バビロニアには医者がいないので、病人が出ると、家に置かずに広場へ連れてゆく。通行人は病人に症状を訊ね、もし自分や知り合いに同じ病気の経験があると、その治療法を教える。「そして、誰でも病人に、どういう病気か訊ねずに、知らぬ顔をして通り過ぎてはならぬことになっている」 ”
出典、引用:「医学の歴史」梶田昭氏著、講談社学術文庫より
というエピソードです。
古代のバビロニアでは病気になると(おそらくは家族の手によって)病者は人々の行きかう広場へと、戸板か何かに乗せられて連れていかれ、広場を通りかかった人のなかで、その病気の治療法を知っている人がいれば、必ずそこで足を止めてもらって、その方法を教えてもらう‥という、何とも時代を感じる話なのですが、私にはこのエピソードにホリスティック観がたくさん詰まっているように感じられるのです。
こうした人と人とのやり取りそのものが社会性であり、他者への無関心を諫めて、積極的に関わることが元になっています。
人の役に立つことで、自分が知り得たことは、惜しみなくシェアすべき、私はそんなふうに捉えています。
ですから、これからも、なるべく知識コンテンツは増やしていこうと思っています。
アロマクラフトレシピ村でレシピを公開しているのも同じ理由です。
ただし、著作権はホリスティックアロマアカデミーにありますから、無断転載や流用はしないでくださいね。
閲覧した方たちが、よりよい使い方で役立ててくださることを願っています。