すべてがうまくいく「幸せ」のエッセンス‥昨日は久しぶりに浜松医科大学の医療人類学講座の一年生さんたちが研究発表のためのインタビューに来てくださいました。
コロナ禍の影響で3年間、お見えにならなかったのでその間こちらもなんとなく寂しく(^^)思っていました。
今回はアロマセラピーだけではなく、ハーブセラピーやヒプノセラピー、レイキヒーリング、クリスタルヒーリングなどのお話しもさせていただき、例年のように熱心な質疑応答が続きました。
年ごとに熱心さが感じられるのは、それだけ自然療法への関心が高くなっているのでしょうか。嬉しいことです。
今回は何種類かの精油の試香とハーブティーの試飲をしながら、生活のなかで役立てられそうな精油のチョイスなどをお伝えさせていただきました。
講師の私自身がこの道に入るきっかけとなったこと、活動内容や活動するうえで大切にしている考えなどを質問してくださり、それにお答えする形で毎度楽しい時間が過ぎていきます。
スクールのなかにあるミツロウの塊やクレイのパウダー、ヒーリング用のクリスタルなどにも興味を持っていただき、一つ一つ、簡単ではありますがどのようなものかを説明し、どんなふうに使うのかをお伝えしました。
きっと普段の医療や看護の勉強とは異なるものばかりで、楽しんでいただけたことでしょう。
いつも思うのですが将来あるこれからの学生さんたちと接することで、私自身の今とこれからの在り方を教えられる気持ちがします。
インタビューの後半で「未来の展望はどのようなものですか?」と若い瞳で問いかけていただき、還暦が近づきつつある私としましては、ちょっぴりはにかんでしまい(^^)、ついいつも心に思っていることを話してしまいました。
「年老いたミツバチのように生きて、そして命を終えていきたいなと思っています」と。
これは以前、アロマクラフト基材としてのミツロウのことを調べた時に、蜜蜂たちの生きる知恵に触れ、年老いたミツバチが若いミツバチたちのためになるような形で命を終えることを知り、とても感銘を受けたことがもとになっています。
でも、その知恵を人間に置き換えた場合、いったいどのようなことが自分に出来るのか、それがまだその頃の私には分かっていませんでした。
今、こうして若い方たちと接してみて分かるのは、これからの将来ある方たちに深い敬意をはらうことなのだと、そのことに気づかせてもらえたのも、この講座生さんたちとの交流のおかげです。
来年もぜひ(次の一年生さんたちに)来てくださいね、とお伝えし、出来る限り長く交流させていただけることが私の大切な未来の展望の一つです。
長く続いたコロナ禍も、少しずつ未来に向けて走りだしているようで、雲のすきまから晴れ間が見えてきています。