すべてがうまくいく「幸せ」のエッセンス‥公式ショップサイトの調合香の第2弾として「クレアボヤンス」を加えました。

クレアボヤンスは「千里眼」や「透視」の意味でリーディングやチャネリングの関係者さまにとっては、とても馴染み深い言葉です。

クレアボヤンスの調合香を創ろうと思ったのは、言葉の響きも良いですし、その意味合いも私が創りたいと思う薫香の世界観にふさわしいと感じたからです。

ちなみに「クレアボヤンス」が透視能力、「クレアボヤント」は透視能力者を表します。

調合香の目的はタイトル通り、超感覚を開くためのブレンドです。

透視能力と言うと特別な力と思われるかもしれませんが、本来はどなたにもある力だと私は思っています。

それが特別に大きい人の場合は神秘的に感じられるかもしれませんが「向こう側」の世界を感じ取る力は、大小の差はあっても誰でも感じ取ることは出来ますし、訓練次第ではその力を大きくしたり(あるいは意図的に小さくしたり)、自由自在にコントロール出来ます。

クレアボヤンスの調合のイメージとしては「頭蓋内をクリアにする」、「頭のなかのおしゃべりを止める」、「ぼんやりとした意識のなかで物事を見通す」などで、透視能力に関連する第6チャクラに働きかける香材を中心に選びました。

「頭のなかのおしゃべり」とは私が時々使う言葉ですが、一日中とめどなく思い煩って考えることばかりが忙しく、思考は忙しいのに現実には何も手につかないまま時間が過ぎていく‥

私自身にも言えることですが、頭で考え過ぎてしまっている時には決まってあまり良い結果がついてきません。

ホワイトコーパル、マスティック、ホジャリ乳香の樹脂類はヒーリングの性質として「透明感」が感じられますし、ヒソップ、ローズマリー、ヤロウのドライハーブ類は頭脳をすっきりとさせるので意識のクリアリングに最適です。

調合ではこれらを組み合わせ、樹脂もハーブもやや細かく挽いてブレンドしました。

これをチャコールタブレットに乗せて焚いて瞑想に入ると、このようなイメージが浮かんできました。

前方から人の形をした影がやってきて、私のなかをすうっと通過してゆく‥

人の形は次から次へと何体も現れ、やはり静かに、私のなかを通過してゆく‥

よく映画やドラマで見るような不思議な映像のように。

そこには言葉もなく、実体もないのですが、それらの通過してゆく人の形を感じているうちに、心はとても静かになり、呼吸はゆったりと深くなり、そして、いつの間にか静かな涙を流している私がいました。

瞑想が終わって思ったのは、目に見える世界のことに忙し過ぎて、目に見えない世界のことを忘れてしまっていた自分についてでした。

数えられる世界、手で触れることの出来る世界、そうしたものに私自身こそが忙しく心を占領されていたことに。

クレアボヤンスの調合香は、良い意味で心を「空っぽ」にするブレンドです。

その空っぽの感覚を経て、次第に超感覚が開いていきます。

クレアボヤンスの調合香は私のためでもあり、貴方のためでもあるのかもしれません。

近日中に、また次なる新しい調合香をご紹介できると思います。