すべてがうまくいく「幸せ」のエッセンス‥明けましておめでとうございます。今日から仕事始めです。

毎年、新年には今年の方向づけとなる精油を1本リーディングしています。

精油リーディングでは、精油をテーブルの上にアトランダムに並べ、深呼吸して「今年の方向付け」と宣言して目を閉じ、精油のうえに手をかざし、直感が知らせる精油を1本選ぶ、そのような方法で選んでいます。

今年は少し趣向を変えて、ヴェッセル精油を並べている棚の前に立ち、深呼吸して「今年の方向付け」と宣言し、心のなかに最も大きく響いてくる精油を選ぶ、そのような方法を取ってみました。

リーディングの方法は正解があるわけではないので、やり方にとらわれず、潜在意識とつながったうえで自分自身の感性と直感で引き当てることだと思います。

私が選んだ今年の方向付けとなる精油は「ベルガモット」です。

ベルガモット精油のキーワードは「感情の解放」と「暗闇にさす一筋の光」です。

まさに今年にふさわしい精油を引き当てることが出来ました。

数ある精油のなかでも光のエネルギーを最も多く感じられるのが、このベルガモットの精油です。

厳しく、不安定な今の世相のなかでしっかりと生き抜いていくために必要なのは「自尊心」であるとずっと感じてきましたので、ベルガモットの香りがそのサポートとなってくれるでしょう。

そして、自尊心を取り戻すためのキーワードは、やはりインナーチャイルドの解放と再構築です。

柑橘系の精油はすべてインナーチャイルドを光に導く性質を持っています。

明るさ、無邪気さ、素直さ、喜び、内なる光、豊かさ、希望‥柑橘系の精油ほど心を温かく照らしてくれるものはありません。

生い立ちやトラウマ体験から傷ついた自尊心を抱えたインナーチャイルドは自己価値が低く、自己愛の不足から他者を傷つけることへの抵抗感も少なくなりがちです。

自分の痛みに鈍感であれば、他者の痛みに対しても平気となり、人を傷つけても平然としている、私はそれを「ラブレス(loveless)」(愛の無さ)の状態だと感じてきました。

もしも、社会全体がラブレスになってしまったらどんなに怖いことでしょうか。

私に出来ることは自分自身を救う事、そして自分の仕事を通じて行う、ほんのささやかな誰かへのお手伝いだけですが、その「確かなささやかさ」を信じていたので、長い年月続けることができました。

ベルガモット精油は足元を照らす光そのものです。

自分の足元を照らしながら、小さなことを大切に、そして時には勇気を出して自分の痛みと向き合い、自己変革の大きな流れに乗っていくこと。

これが2025年を迎えて私が感じていることです。

皆様はどのような新しい年を迎えられているでしょうか。

皆様にとっての今年が愛に満ちた良い年になりますよう、願ってやみません。