すべてがうまくいく「幸せ」のエッセンス‥今日は午後から「愛する故人との再会」のワークショップを行いました。

当節にふさわしい人数で開催できたと思います。

顕在意識ではいろんな事を考えたり、つい心配したりするのですが、やっぱり潜在意識はすべてちゃんと分かっていますね。

もっと自分の潜在意識を信じて、委ねていいんだな‥と改めて感じた一日でした。

ご参加いただきました方には心より感謝いたします。

そして、参加したかったけど、どうしても行けなかったという方にも、きっと思いは届けられたはず、またのご縁があれば、いつの日かお会いしましょう。

故人との対話は、私自身が最も大切にしているテーマで、無償ワークショップとしてライフワークで続けていこうと思っていたのですが、人が集まることじたいが懸念される今、今後はワークショップ形式ではない形でご提供できるようにしたいと考えています。

「愛する故人との再会」については、まずは通常のアロマゲートウェイ(R)の個人セッションの1テーマとして行うようにいたします。

多くの方たちに、お亡くなりになった方と対話するのは、怖い事でも難しい事でもなく、霊降ろしのような特別な能力を必要とするわけでもなく、その方が望まれるのであればどなたでも出来るものなのだという事を知ってもらいたいと願ってきました。

広く伝えていきたいテーマですから、アロマゲートウェイ(R)の理念と併せて今後もなるべく分かりやすいように発信していきますね。

古代ギリシャやローマの時代には、故人との再会や対話を願いながら、それこそ何か月もかけて遠路はるばると「眠りの寺院(スリープテンプル、神官によって故人との対話を行う場所)」を目指して山道を歩いた人々がいた事を想うと、このテーマは普遍なのだと思います。

☆画像はデルフォイの古代神殿跡、サイプレス(糸杉)が植えられているのが目を引きます。

 

たどり着いたその先にある神殿内の水盤や鏡を覗き込み、そこに映し出される故人の姿を見て、どんな思いで昔の人々は対話を行ったのでしょうか。

何千年もの昔ですから、現代とはメンタリティも違うでしょうけれど、会いたい一心で疲れた足を引き摺りながら神殿を目指した人々の気持ちは、今とそれほど変わらないのかもしれません。

あるいは、もっと切なる、祈りにも似た思いで目指したのかもしれません。

きっと、そうであったと思うのです。

眠りの寺院を巡るそのような私の想像は尽きることがありません。

それは、私自身が神官だった前世があり、そして故人との対話を願って神殿を訪れる両方の時代を経験しているので、このテーマに強く惹かれるのだと思います。

アロマゲートウェイ(R)を通じて香りとともに潜在意識に残り続ける安らかで穏やかなイメージは、そのまま集合意識に入り、誰かの、何かの、魂の解放につながります。

無償で行う意味もそこにあり、巡り巡って再びそれが還ってくる時には、素晴らしい魂のギフトが用意されています。

ご参加者たちはお礼をお伝えくださってお帰りになられましたが、お礼を言わせていただくのは、本当は私の方なのです。

 

 ありがとうございます。